ヨーロッパ新世界紀行 | ボルドー&ラヴォー

スイス政府観光局 ボルドー観光局
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▲ボルドーとラヴォーの位置

ヨーロッパの新・世界遺産は極上ワインの郷!

 毎年、世界各地で新規に登録される世界遺産。2007年、ヨーロッパ地域で栄えある「新・世界遺産」となったのが、フランス「ボルドー(月の港ボルドー:Bardeaux, Port of the moon)」と、スイス「ラヴォー(湖とアルプスに臨む段々畑のブドウ栽培地方ラヴォー:Lavaux, Vineyard Terraces overlooking the lake and the Alps)」だ。

 この2つの新・世界遺産には興味深い共通点がある。そう、「ブドウの産地」、すなわちワインの原産地なのだ。

 世界遺産やシャトーを巡りながらワインをテイスティングし、その地域の美食に舌鼓を打つ、そんなちょっとお洒落な旅行計画をたててみてはどうだろうか?


 

ボルドーって、どんなところ?

 「月の港」という冠詞を見ると、地中海沿いにあると連想するだろう。しかし、ボルドーの港は川の港なのだ。スペインにほど近い、大西洋寄りに位置する。
 ボルドーの名を世界的に有名にするのは、「ボルドーワイン」だろう。街を縦貫する「ガロンヌ河」により、暖かく、肥沃な大地が広がり、適度な降水が必要とされるブドウ栽培の環境に、ピッタリとマッチした条件を提供する。

ワインと港で栄えた中世の史跡群

 ボルドーワインが、あまりにも有名なので、「ボルド=ワイン」で思考回路が止まってしまいそうだが、ボルドーの見どころはワインに留まらない。
 ボルドーはワインと、ガロンヌ河を利用した貿易で栄えた都市で、その歴史は古く、フランス革命以前に栄華を極めた場所でもある。
 ガロンヌ河にまたがる「ピエール橋」、そしてその両岸に広がる歴史的な史跡は、中世フランスの雰囲気を思う存分楽しめる場所。
 世界遺産をワインとともに十分に堪能したい。

いざ、ボルドーへGo!

 2007年に世界遺産に登録されたボルドー。しかし、ボルドーにダイレクトに行くツアーは決して多くはない。特殊なケースを除けば、パリ+ボルドー、またはフランス西部周遊プランでボルドーが含まれているツアーという形になる。
 ボルドーの楽しみ方は人それぞれ。ワインをとことん楽しみたい、またはワインの勉強をしたいという人には、いくら時間があっても足りない場所。思い思いのプランでボルドーを堪能してほしい。

■ボルドーで栽培されている葡萄の種類
「カベルネ・ソーヴィニョン」 「メルロー」 「カベルネ・フラン」(赤ワイン用)
「ソーヴィニョン」 「ミュスカデル」 「セミヨン」(白ワイン用)
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ラヴォーってどんなところ?

 日本ではボルドーほどではないが、「ラヴォー」も「ラヴォーワイン」という白ワインの産地として、世界的に知られている。
 ラヴォーは都市名ではなく「ラヴォー地方」が正しい。スイス西南部、レマン湖北岸のアルプスに抱かれたローザンヌ地域とヴヴェイ地域に広がる石壁と急勾配の丘陵地帯を指す。
 厳冬のスイスアルプスの麓にあって、レマン湖から発する日光の反射光や特徴のある丘陵地帯がおりなす石壁の吸収した熱が、最高のブドウを育んでくれる。

段々畑が織りなす景観を堪能しよう!

 ラヴォーは、ほかのヨーロッパで味わえる雰囲気とは、若干異なるかもしれない。有名な「シヨン城」こそラヴォー地方に辛うじて含まれているものの、歴史的な史跡があるわけではなく、大規模な建造物があるわけでもない。
 ここ、ラヴォーが世界遺産たる所以は、「葡萄農家が集まる小さな村が織り成す景観の美しさ」なのだ。
 目の前にはレマン湖、背後には雄大なスイスアルプス、急坂に広がる牧歌的な田園風景には、中世から続けられてきたヨーロッパ農業の知恵が集結している。本当のヨーロッパを実感できる場所、それがラヴォーなのかもしれない。

ラヴォーを堪能するには?

 ラヴォーには、「ここがラヴォー」という所があるわけではないので、「ラヴォー行きツアー」が存在するわけではない。
 それでは、ラヴォーをどう楽しめばよいのか。それは車窓からラヴォーを楽しむことである。
 ジュネーブからローザンヌを超えて、モントリーあたりまでの車窓から見える風景、この牧歌的な風景こそが、世界遺産なのである。ここを車または列車で移動するツアーに行くのがラヴォーを堪能する手段と言えるだろう。
■ラヴォーで栽培されている葡萄の種類
「デザレ」 「カラマン」 「エペッス」 「サン・サフォラン」
「リュトリ」 「ヴィレット」 「シャルドンヌ、ヴヴェイ・モントルー」
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